[GSX-R125] フロントBT39ssのインプレ おすすめできる人について
2022/1/19
ホワイトレターは自作です!
フロントタイヤをBT39ssにしてから5000km走りました。
GSX-R125にBT39ssを履かせようとしている人は参考にしてみてください。
ちなみに、今回は主に純正タイヤと比較した話をしています。
タイヤの構成はフロントがBT39ssリアがBT39です。
結論
走りを楽しむ人専用タイヤ。GSX-R125がじゃじゃ馬になる。
コーナーは楽しいけど、直線は不安定。
乗り方を変える必要があるかも?
コーナーは楽しいけど、直線が不安定
GSX-R125にBT39ssを履かせて思ったことが、コーナーがより楽しくなったこと。
純正タイヤよりも、鋭く曲がるようになり、じゃじゃ馬感がでます。
一方、街乗りでは直進ではふらつきやすく、交差点では曲がりすぎてしまって扱いにくい。
コーナーと直線に大きな変化を感じるタイヤです。
バンク角は深く、鋭い切れ方でスパッと曲がる乗り味になります。
まず、BT39ssは先端が尖った形状をしているため、バンク角が深くなります。
逆に言うと、バンクさせなければ曲がりません。
そして、バンクさせやすいので純正タイヤの感覚よりも内側へ切れ込んでいく感覚があります。
接地感が悪く、直線安定性に難あり。
これはあくまで純正タイヤと比べての話です。
先の尖った形状からくる接地感の悪化は、まるで宙に浮いているような感覚に陥ります。
直進安定性が悪く、思わずハンドルを強く握り込むせいで、手にタコができてしまうほどでしたw
スポーツタイヤに慣れていない人は不安に感じる点です。
人によっては乗り方が変わる
BT39ssにしてから、GSX-R125が別のバイクになるかのような挙動をします。
バンクするようになったGSX-R125は、ふとした時に曲がりすぎてしまいます。
下手くそだった私は、余儀なく乗り方を見つめ直さなければなりませんでした...
リーンインを多用するようになります。
いままで、リーンウィズでテキトーに流していたコーナーでも体を入れるようになりました。
バンク角が深くなり、その状態でバンク角を維持するためには、それなりの姿勢が必要だからです。
さらにいうと、リーンアウトで一定のバンク角を維持するのは大変だと感じています。
私のような運転が下手な人ほど、このタイヤにすることで苦労を感じるかもしれません。
タイヤの端まで使うようになります。
フロント純正リアBT39の時と、フロントBT39ssリアBT39とを比べると、明らかに後者の方がタイヤの端を使うようになります。
バンク角が深くなったので当然ではありますが。
良い悪いは別として、明らかに走らせ方が変わっていると言えます。
まとめ、どんな人に向いているか?
このタイヤは、峠やサーキットなどのスポーツ走行を好む人におすすめできるタイヤです。
中級者以上の基本の乗車姿勢を知っている人は、GSX-R125をコーナーで気持ちよく走らせることができるようになります。
また、先の尖った形状は鋭いコーナリングを実現できます。
GSX-R125の真価を発揮できるタイヤと言えるでしょう。
街乗りメインや通勤通学に使う人には向きません。
直進安定性が欠けるこのタイヤは疲れる要因になると思われます。
また、バンクをさせないと曲がらない特性は、街乗りでは特に不便です。
ドライグリップを主眼としている点でも通勤通学には向きません。(雨の日でも滑ったことはありませんが)
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