AizuRider

ZZR250の燃料タンク修理(さび取り、コーティング)

 

 2022/08/23 

   

今回は、ZZR250の燃料タンクの修理をしてみました

実はこのバイク、なぜかタンクが錆びやすいみたいです

例外なく、修理中のZZR250のタンクも錆さびで、底に穴が開いていたので修理してみました

バイクのタンクがさびている人は参考にしてみてください

     

    もくじ

  1. 修理の流れ
  2. 予洗い
  3. 穴埋め
  4. 錆取り
  5. コーティング
  6. まとめ

修理の流れ

まず最初に、この作業の流れを確認しておきます

作業内容は以上で、期間は1週間程度を見積もってください

作業自体はそれぞれの行程につき1時間程度ですが、錆取り、乾燥、コーティング剤の乾燥で1日~の放置期間が必要です

作業難易度自体は優しめで、各種ケミカルによりますが、1万円程度の費用がかかります

予洗い

燃料を抜き取ったあと、中性洗剤にて油分を洗浄します

洗剤は、食器用洗剤で大丈夫です

洗浄の際は、チェーンやボルト類を入れて振ると、よく汚れが落ちます

洗浄が終わった後は、磁石を使ってタンクからボルト類を取り出します

チェーンは引っ張るだけなので、かなり楽に抜き取ることができます

この後行う錆取り剤の効果にかなり影響するので、しつこく洗浄してください

穴埋め

タンクに穴が空いている人はこの時点で穴埋めが必要です

1センチ以上の大穴が空いている人は諦めるか、溶接レベルの修繕が必要です

私は、板金用半田を使用して、穴を半田で埋めました

半田付けの前に、塗装を真鍮ブラシなどを使って落としておきます

板金用の半田ごて、フラックスがあると便利です

私はタンクの底だったので気にしませんでしたが、見た目を気にする人は半田を盛る分、へこませておくと仕上がりがきれいになります


この工程は、私がよく見ている「まーさんガレージ」にて取り上げられている方法を参考にしました

錆取り

錆取りは、専用ケミカルを使用します

有名どころだと「花咲かG」なるものがありますが、有名だけあって効果は抜群みたいです

私はAZの錆取り剤を使いましたが、いまいちでした…

錆取り剤は繰り返し使用可なので、高いやつを買うことをおすすめします

コーティング

最後にコーティング剤でタンク内壁をコーティングします

前工程の錆取り後、再び錆が出ないうちにコーティングしましょう

コーティングの際は水気がなくなるまで乾燥させる必要があります

乾燥が終わったら、燃料出口、入口を塞いで穴が埋まらないように準備します

施工中は、コーティング剤がタンク全体を回るよう、様々な側面を下にしておきます

キャップ部の可動部にはコーティング剤が回らないように注意してください

施工後は、余分なコーティング剤を排出し、乾燥させます

まとめ

今回はZZR250のタンクの錆取りに挑戦しました

コーティングまですれば、穴が開いていたタンクも一安心して使えます

最後に、今回使ったケミカル類のリンクを貼っておくので参考にしてみてください

Twitter

Instagram

この投稿をInstagramで見る

AizuRider(@aizu_rider)がシェアした投稿