AizuRider

「Suzuki EVERY」バイクのトランポ用にエブリイ買ってみた

2024/03/19

バイクを運ぶように、スズキの軽バン「エブリイ」の最廉価グレードPAを買ってみた。

実際にバイクを運んでみて、必要なったもの、困ったことを紹介したい。

総括すると、「アメリカンバイク以外であれば、まあ運べるかな」といった感想。

サイズ感

助手席を外さないなら、長さ的にはアメリカン以外なら入りそう

高さ的にはオフロード、モタードは厳しいかなといった印象。

250ccとしては大き目なZZ-R250でも斜めにすれば入る

125ccとしては大き目なGSX-R125でも、ほぼまっすぐ入れても入る

しかし、まっすぐ入れると助手席は使えない

長いバイクは、一工夫ほしい

荷室的には、長さが2mほどしかない。

実際には、バイクを斜めに積むことができるため、大型オンロードぐらいは載せている人も。

N-Vanのように、助手席がフルフラットにならないため、長めのバイクを載せるなら助手席を外すことも視野に入れるサイズ感といったところ。

実際、助手席を外したり、助手席まで荷物がある状況は、法律的にグレーゾーンらしいが。

高さは、オフロードは厳しい感じ

まず、エブリイには、ハイルーフとロールーフ仕様が存在するが、トランポするならハイルーフ一択だと思ってほしい。

私の場合、トランポしたバイクがGSX-R125とZZ―R250で、どちらも上方向に10cmほど余裕がある。

オフロードに詳しくないためよくわからないが、フロントサスは縮めないとだめかも。

車としての性能

もし軽バンに乗ったor運転した人ならわかると思うが、快適性の面では最低レベル。

足が硬すぎる

貨物車特有の硬い乗り味。(特に、私は空気圧を常に定積載用に3kpaほど入れるため余計にひどい)

人を載せる車ではないことに注意されたい。

後席はほぼ直立ベンチシートでおまけ程度だと考えてほしい。

硬い足も、荷物が乗るとバランスがとれるのかいい感じ。

特に後輪に荷重が乗ると、いい味が出る、貨物車とはそういうものなのか。

ロールがひどく、風にあおられるハイトバン

風にあおられやすく、風が強い日の高速に乗ったなったならば、横転したキャンピングカーを思い出す。

高速コーナーに関しては、「本当にスタビライザー入ってます?」というほどロールする。

スピードは出してはならないし、出してもつまらない車。

バイクを載せたら、常に左車線。NAは厳しいか

350kg載せられる軽バンでも、200kgぐらい積んだ時点で結構いっぱいいっぱい。

バイパスの合流では、2速フルスロットルで軽くレットゾーンに入るぐらい回す。

結構難しい車だという印象を受ける。

しかし、荷物を載せておくと、意外と前後ろの振れがおさまって、これもいい味が出る。

MTなら特に、荷物を載せた方がギアのつながりがいい感じになる。(ぎくしゃくしない。)

トランポするために必要になった装備

トランポするために、必要になった装備は以下の通り

  1. にかけフックの受け
  2. にかけフック
  3. ラダー

荷かけフック&荷かけフックの受け

バイクを車体に固定するために、荷かけフックがほしい。

しかし、標準ではエブリイには荷かけフックをかけられる受けがない。

したがって、私はホームセンターでテキトーにそろえることにした。

前方

前方の荷かけフックの受けとして、シートレールと共締めでL字のステーを設置。

ステーが薄いため、心もとないが、今のところいい感じ。

アイボルトも考えたが、シートレールのステーがコの字になっていて、入らないかも。

中間

中間のフックの受けは、ラックの足を採用。

シートベルトの固定ビスと共締めなので、意外といい感じで、強度もある。

車検は、もしかしたら通らないかも。自己責任。

今のところ、ここまでそろえると、固定した時にバイクを揺らしても、緩まない。

車と完全に一体になるぐらいは、きっちり締まる。

将来的には、後ろの荷室にアイボルトがはまる穴があるらしいので、追加しようと思う。

ラダー

バイクを車に載せるために、ラダーが必要。

軽バンは特に、ハイエースなどの普通車の貨物車と比べて荷室が高め。

したがって、ちょっと長めのラダーの方が、楽にバイクを乗り降りさせられる。

ただし、荷室は2mほどしかないため、車体に乗る長さのものがおすすめ。

ちなみに、トラックのあおりにひっかける爪タイプは、バンタイプには向かないので購入しないべきだと思う。

バイクを積み込み

実際に積み込んでみて思ったのが、「エンジンかからないバイクは、1人では載せられないな」。

バイクを積み込む際は、エンジンをかけて、ラダーをよじ登る感じで積み込む。

エンジンがかかるバイクなら、1人でも比較的なれれば余裕で積み込みできる。

不動のバイクを載せるには、結構厳しい。複数人いても、厳しいかもしれない。

まとめ

軽バンでトランポしてみた。

トランポとしては必要十分で、スペース的にも、馬力的にも、めちゃくちゃな余裕は感じない。

お金と場所があるなら、ハイエースやタウンエースが欲しい。

セカンドカーとしてなら、優れた貨物車といったところ。

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